栄養満点!豚バラ肉|豚バラ肉の栄養素のご紹介


薄くスライスされたものからブロックのものまで、さまざまな厚みの商品が販売されている豚バラ肉。
牛肉よりもお手頃な価格であるため、料理のために頻繁に購入する方も多いかと思います。一方で、豚バラ肉にどのような栄養素が多く含まれているのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は豚バラ肉の栄養素についてご紹介します。



豚バラ肉はそもそも豚のどこの部位? 

 豚バラ肉は、あばら骨の周辺にある肉を指します。赤身と脂肪が重なって層になっていることから、豚バラ肉は別名「三枚肉」とも呼ばれます。他の部位に比べ、脂身が多く、ジューシーであるのが特徴です。豚バラ肉を使用している身近な食べ物としては、豚バラ肉を塩漬けし、スモークした「ベーコン」や、韓国料理で野菜と一緒に豚肉を食べる「サムギョプサル」などがあります。

スーパーなどでは、カット方法によって、ブロックや薄切り等のさまざまな厚みの豚バラ肉が販売されています。豚バラ肉のブロックであれば、角煮やチャーシューなどの長時間煮込む調理方法がおすすめです。薄切りの豚バラ肉の場合は、しゃぶしゃぶや豚キムチなどの炒め物に最適です。

 

豚バラ肉の栄養素は

タンパク質

タンパク質は三大栄養素の一つであり、筋肉や臓器、皮膚、髪の毛などの人体を構成する材料となっているだけではなく、日々の活動のエネルギー源にもなっている栄養素です。それゆえ、成長期のお子様がいる家庭では積極的に摂るすべき栄養素と言えます。また、分解・生成を常に繰り返しているため、毎日タンパク質を摂り続ける必要があります。タンパク質が不足すると筋力が低下し、体力と代謝が低下するため、子供にかかわらず、大人やご年配の方も意識してタンパク質を摂るように心掛けましょう。

豚バラ肉には100gあたり、14.2gのたんぱく質を含んでいます。


脂質

脂質もタンパク質と同じく三大栄養素のうちの一つであり、動脈硬化や血栓を防いで血圧を下げる効果があると同時に、体内で作り出すことができない必須脂肪酸を多く含みます。1gあたり約9kcalであり、他の三大栄養素であるタンパク質や糖質よりも約2倍のエネルギーを作り出せるため、効率的なエネルギー源と言えます。その他、脂質は細胞膜やホルモンを構成する成分として欠かせない栄養素であり、体温保持や内臓保護の役割を果たしてくれます。

豚バラ肉には100gあたり、34.6gの脂質を含んでいます。


ビタミンB1

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えてくれる作用があります。疲労回復に効果があるとともに、糖がエネルギー源として必要な脳や神経系を健やかに保つ働きがあります。また、アルコールの分解や皮膚・粘膜の保護にも貢献してくれます。ビタミンB1は豚肉や穀物の胚芽部分に多く含まれている栄養素です。普段、野菜や果物といった菜食や白米を多く食べている方は、ビタミンB1が不足がちになるため、意識して摂るほうがよいでしょう。

豚バラ肉には100gあたり、0.54mgのビタミンB1を含んでいます。


ビタミンB6

ビタミンB6は、タンパク質からエネルギーを作り出すことや免疫細胞の強化、赤血球の形成に欠かせない栄養素です。仮に不足すると貧血や口内炎、湿疹などの肌荒れなどを引き起こしたりします。その他、ビタミンB6にはセロトニンという脳内物質の分泌を促してくれる作用があり、精神的に落ち着かせてくれることや睡眠の質を助けてくれる働きがあります。

注意点としては、ビタミンB6は水溶性ビタミンであり、多く摂取したとしても余分なものは排出されるため、随時適量を摂るように心掛けましょう。

豚バラ肉には100gあたり、0.21mgのビタミンB6を含んでいます。


ビタミンB12

ビタミンB12は水溶性ビタミンの一種で、酵素を補助する成分として、アミノ酸の代謝や核酸の代謝、葉酸の代謝に作用があります。また赤血球の生成や脳神経の伝達を維持するために必要な栄養素でもあります。

豚バラ肉には100gあたり、0.4㎍のビタミンB12を含んでいます。


ナイアシン

ナイアシンはビタミンB群の1種であり、酵素を補助する成分で、皮膚や粘膜の維持を助けてくれる働きをします。ナイアシンは熱に強い特徴があり、加熱調理したとしても栄養素はほとんど壊れません。それゆえ、加熱調理が必要な豚バラ肉も栄養素を逃すことなく食べることができます。その一方で、水には溶け出しやすいため、煮汁を捨てずに活用できる調理方法がおすすめです。また、二日酔いの原因にもなるアセトアルデヒドを分解する働きがあるため、お酒を多く飲まれる方は積極的にナイアシンを摂るようにしましょう。

豚バラ肉には100gあたり、4.6mgのナイアシンを含んでいます。


当店(藤田精肉店)の豚バラ串ネギ間

当店では、赤身と脂身のバランスに気をつけ、丁寧にカットした「豚バラ串ネギ間」を通販で販売しております。豚バラ肉だけではなく、長ネギも一緒に食べることができるため、豚バラ肉の栄養素に加え、長ネギの栄養素も摂ることができます。
例えば、硫化アリルは血液をサラサラにしてくれる効果や、豚バラ肉に含まれている栄養素のビタミンB1と協力して糖質をエネルギーに変え、より疲労回復を助ける効果が期待できます。また葉酸も豚バラ肉に含まれているビタミンB12と協力して赤血球を生成し、食べたものをエネルギーに変換するのを助けてくれる役割があります。その他、抗酸化作用のあるビタミンCなども多く含まれており、風邪や生活習慣病の予防が見込めます。このように長ネギは豚バラ肉と栄養面において相乗効果を生み出してくれます。
もちろん味としても、豚バラ肉の間に長ネギが入っていることにより、飽きずに最後まで美味しく食べることができます。

ぜひ、お疲れの方や健康を意識している方では、当店の豚バラ串ネギ間を食べて、おいしく栄養を摂ってみてはいかがでしょうか。


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まとめ

豚バラ肉の部位と豚バラ肉の栄養素について取り上げてきました。豚バラ肉には、体の構成に必要なものから疲労回復や体温維持を助けてくれるものまで多くの栄養素が含まれていることが分かりました。ぜひ健康を意識しながら食べてみてはいかがでしょうか。